⑭銭沢不動尊

昭和49年(1974)5月28日、盛大な落慶入仏開眼法要が行われた。
令和2年(2020)10月12日、日光宇都宮道路の補修工事中で、分岐から20分掛かりました。
案内板

 憾満が淵への道、匠町の含満大谷橋を渡って少し行くと、整備されたストーンパークの入り口の駐車場があり、その左手が、「銭沢不動明王堂」への入り口である。そこに丸い自然石の道標があり《「銭沢不動明王堂」 ここより5丁》と書かれている。裏には、文久3癸巳年(1863)9月の日付が見られる。
 道標のところから、細い道を入り、送水路を渡って、山路をしだいに高度を挙げながら登って行くと、500mほどで、銭沢の、小高い岩角に建つ、「銭沢不動明王堂」に出る。昭和49年(1974)まであった旧本堂は、寄棟方形造りで同じ懸崖に建てられていた2m四方ほどの堂で、嘉永4年(1851)6月27日に建立されたものだが、傷みが激しく、昭和49年(1974)にまったく新らしい堂が、元の位置より多少西にずらして、岩盤の中心部に建てられ、あわせて寄棟造りの行屋も建てられた。
 昭和49年(1974)5月28日、盛大な落慶入仏開眼法要が行われた。ここは、銭澤の清流にのぞみ、高台で、西町地区が遠くに望まれる別天地、社殿のまわりには巨大なイチイの木が自生している。

 参考文献:『日光 社寺と史跡』 沼尾正彦著

お堂修理の完了を祝う 日光 銭澤不動尊で落慶法要

 令和4(2022)年5月28日に、上記のような老朽化したお堂の修理の完了を祝うという落慶法要が営まれた。この修復は、昭和49年5月28日から数えて、48年ぶりになる。費用は、住民ら約150人の寄付などで賄い、約1年かけて行われたそうである。また、落慶法要のこの日は、住民ら約50人が参列。日光山輪王寺の僧侶が法要を執り行い、新しくなったお堂に手を合わせた。

 銭澤不動尊は、匠町の景勝地・憾満ケ淵から南東の鳴虫山の山中にあり、毎年、縁日とされる5月28日に厄除けや諸願成就などを願って縁日法要を行っている。

 今回の修理事業の取りまとめ役は某女史(宇都宮市在住)は、匠町出身で、「風光明媚な場所にあり、地元で大切に受け継いできた不動尊を後世に残したいという思いで修理した。あまり知られていない場所だが、登山ルートにあるのでお参りしてもらえれば」と話した。と記してあった。 

参考文献:『下野新聞 』 令和4年(2022)5月29日


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