匠町の浄光寺(2)
まず、浄光寺についてであるが、正式には、還源山妙覚院浄光寺という。
山号が還源山、この山門にある山号額は、幕末の三筆の一人、市河米庵揮毫によるものである。
また、山門は、板橋石(大谷石のように見えるが、初めて聞く石の名である。)で葺かれ、石屋根の山門は、日光で唯一のものである。
更に、院号は、妙覚院という。そこで、妙覚門の額があり、本堂四つ柱正面に掲げられている。これは、弘法大師真蹟と伝えられ、寺宝となっている。
参考文献:『もうひとつの日光を歩く』日光ふるさとボランティア編
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