匠町の磐裂神社
板挽町と大工町(昭和44年(1969)に合併し、匠町となる。)の氏神様として崇敬されている神社である。創建年代は不詳である。昔は、「星の宮」と称し、虚空蔵菩薩を祀っていたが、明治2年(1869)の神仏分離令により、「磐裂神社」と改め、磐裂の神と根裂の神を祀っている。通りから見られる大谷石の御社は、本殿の覆堂で、珍しい形式をとっている。覆堂の中に納められている本殿は、総漆の立派なものであり、日光市の文化財としての価値も十分にある。お正月は、三が日後の最初の日曜日に五社祭、九月の十二日には、例祭が行われる。一度、是非御参りしながら本殿をご覧ください。
参考文献:『もうひとつの日光を歩く』日光ふるさとボランティア編
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